佐渡の北沢浮遊選鉱場跡はまるでラピュタ!2023年ライトアップも!

佐渡市

新潟県佐渡市に、ジブリ映画に出てくる「天空の城ラピュタ」のような建物があるのをご存じですか?その名も「北沢浮遊選鉱場跡」です。

北沢浮遊選鉱場跡は昼夜どちらも見ることができ、時間によっても異なる景色が見られます。ここでは、なぜラピュタと呼ばれるのか、ライトアップはいつ見られるのか、そもそも北沢浮遊選鉱場跡は何をしていた場所なのかを調べてみました。加えて、アクセスや駐車場についても載せてあります!

引用:スタジオジブリの作品 天空のラピュタ

北沢浮遊選鉱場跡はなぜラピュタと言われる?

北沢浮遊選鉱場跡はなぜラピュタと言われるのでしょう?それは、廃墟が年月を経て緑に覆われている姿にあります。

人がいなくなって傷んだコンクリートを、植物が覆っていく様子。この見た目がラピュタ城にそっくりだといわれているのですね。まるで映画の中に入ったようです…!

北沢浮遊選鉱場跡のライトアップはいつ見られる?

昼間はラピュタっぽさを感じることができました。今度は夜のライトアップに注目してみましょう!

カラフルなナイトアップで、昼間とは印象が変わりますね。周りが暗い分、建物に当たったライトが映えます!

続いて昼と夜の比較も見てみましょう。

2枚の写真はまったく違う建物にすら見えますね。せっかく訪れるなら、昼間と夜間のどちらも見たいところです。24時間営業なので、昼間は朝早くから見ることができますよ。さて、ライトアップの時間を確認しましょう!

  • ライトアップ開催期間:2023年4/21(金)~2024年2/29(木)
  • ライトアップ時間:【4月~9月】19:00~22:00  【10月~2月】17:00~22:00

ライトアップは先日4/21から始まったばかり。季節によって開始時刻が異なる点に注意です。ホテルや旅館で一旦休んでから見に行くのもいいですね。

北沢浮遊選鉱場跡って何をしていたところ?

こんなに規模のある建物…北沢浮遊選鉱場跡は何をしていた場所なのでしょうか?それは、佐渡金山から採掘された鉱石を「浮遊選鉱法」という技術で処理する施設です。

浮遊選鉱(読み)ふゆうせんこう(英語表記)flotation process

選鉱法の一種。採掘した原鉱石から有用金属鉱物を分けるとき,媒質中に浮べ,脈石鉱物を沈めて両者を分離する方法

引用:コトバンク

もともとは銅に使われていた浮遊選鉱の技術を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化。戦時下に生産力増強がうたわれ、大規模な設備投資がされました。1ヶ月で50,000トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」といわれたそうです。

このような鉱石からいくつかの有用な金属に分けていくのですから、すごい技術ですよね…!

佐渡金山は、1601年に山師3人により開山されたと伝えられています。

1603年には徳川幕府直轄の天領として佐渡奉行所が置かれ、小判の製造も行われ江戸幕府の財政を支えました。

平成元年3月(1989年)残念ながら、資源枯渇のため操業を休止し、400年近くに及ぶ長い歴史の幕を閉じました。

引用:史跡 佐渡金山 | 公式サイト (sado-kinzan.com)

資源枯渇による金山休止に伴って、北沢浮遊選鉱場も閉鎖。鉱石分離の高度な技術がありながら残念です。

北沢浮遊選鉱場跡へのアクセス・駐車場は?

住所:〒952-1539 新潟県佐渡市 相川北沢町 3-2

TEL:0259-27-5000(佐渡観光交流機構)

料金:無料

交通アクセス:JR「新潟駅」から新潟交通バス約15分「新潟港」⇒ジェットフォイル約1時間7分⇒「両津港」⇒車約50分

※両津港からバスの場合【最寄りのバス停】相川博物館前(本線、七浦海岸線)から徒歩2分

駐車場:乗用車用30台、大型バス用3台

まとめ:佐渡の北沢浮遊選鉱場跡はまるでラピュタ!2023年ライトアップも!

今回は北沢浮遊選鉱場跡について調べました!なぜラピュタと呼ばれるのか、ライトアップはいつ見られるのか、北沢浮遊選鉱場跡は何をしていた場所なのか、アクセスや駐車場についても見てきましたね。

ラピュタが好きな方や神秘的な雰囲気が好きな方、歴史・廃墟に興味がある方など、多くの方が楽しめるスポットだと思います。非日常を味わいに、ぜひ訪れてみてください!

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