枝豆消費量は新潟県がナンバーワン!おいしい品種を紹介!早食い大会も!?

新潟県全体

新潟県民にとって、夏に欠かせないソウルフードのひとつ、枝豆!!以前、某テレビ番組でも特集されましたね。ご存じのこともあるかもしれませんが、今回は、流通している各品種の特徴や収穫時期・早食い大会など、この夏の枝豆ライフを彩る情報を盛り込みました!

新潟県の枝豆消費量は全国一!

タイトル通り、新潟県の枝豆消費量は日本で一番です。作っている土地も日本一の広さ!すごいですね、さすが枝豆県といわれるだけあります。しかし、どうしてなのか出荷量は全国7位です。

あれ、どういうこと?作った枝豆はいったいどこに消えてるの!?

その答えは、おいしさゆえに新潟県民が食べてしまうからだといわれています。なんだかおもしろいですね。


山盛りでもペロリとたいらげてしまうのが新潟県民の食卓です。枝豆は夏の風物詩ですね。食べることで季節を感じていますね。

消費量の理由としてはもう一つ、1年のうち作っている期間が長いことも挙げられます。枝豆リレーとも呼ばれますね。こちらは後半の品種の項目でお話ししましょう。

新潟の枝豆はなぜおいしい?

新潟産枝豆の特徴は甘みとうまみ、そして豊かな香りです。香りは調理段階でも感じることができます。鍋で茹でているときに甘い香りがたつのです。なぜそのような特徴を備えているのでしょうか?それでは順番に見ていきましょう!

1.日照時間の長さ

たくさん日光が当たることで、養分がいきわたり旨味が増します。栽培期間中の新潟の日照時間の合計は東京よりも長く、いちばん枝豆が成長するときにしっかり日光をうけて成長します

日本海側にあるため、曇天が多いイメージの新潟。春から秋にかけての日照時間が長いのは意外でした。成長期に日光を浴びることで、栄養を蓄えているのですね。枝豆にとっては条件が整っています。

食べる瞬間に思いを馳せながら作るのも、楽しみのひとつですね。手塩にかけた枝豆はきっと極上なはずです!

2.収穫するタイミング

収穫するタイミングも大きなポイント。茶豆の場合は豆が八分程度で収穫しますが、そのほうが糖分やアミノ酸などの栄養量が特に多いためです。(品種によっては時期がかわります)

収穫量は多いから良いというわけではないのですね。一番おいしいときに収穫をする!生産者の方の心意気を感じます…!

3.収穫する時間帯

多くの場合、深夜~早朝・または夕方など比較的気温の低い時間帯に収穫します。さらに収穫後も低温状態で県内外へ流通させるなど、鮮度が保たれるように工夫しています。

農家さんよっては、昼頃にはスーパーに並ぶようにと深夜から収穫することもあるそうです…!枝豆は収穫後みるみる鮮度が低下していきます。常温での保存は向きません。ましてや夏場ですので特に注意が必要です。もしご自宅で購入当日に食べない場合は硬めにゆでて、しっかりと水気をきって冷凍するとよいでしょう。

新潟は山に囲まれているので、県外に届けるにも時間を要します。おいしいうちに食べようとすると、自然と県内での消費量が増えるのかもしれませんね。県外の方、ぜひ新鮮な枝豆を食べにいらしてください…!

新幹線での輸送はびっくりでした!新潟駅出発だとして、終点の東京には2時間程度で着きますね。新鮮なうちに届ける素晴らしいアイディアです!

4.生産者の向上心

県内には生産者どうしの組合があります。そこでお互いに研究したり、もっと優れた枝豆を作るために日々努力を続けています。雪国新潟ならではの県民性、地道な努力を惜しまない勤勉なところがおいしさに通じています。

なんといっても農家の方が全身全霊で臨まれていることが、美味しさに直結しているのは間違いありません。特に、農家さん自身の出荷する枝豆の基準が厳しすぎて、ハネ豆(出荷できずによける豆)が多いとも聞きます。品質を保って販売しているからこそ、市場においしい豆が出るのだと思いました。

新潟で栽培される枝豆の品種は?

新潟県産枝豆は、5~10月まで切れ間なくいろんな品種を食べることができます。栽培期間が順番にやってくることから、枝豆リレーと呼ばれているようです。品種系統や特性によって大きく3種類にわけられ、その中でも早生と晩生があります。それぞれの特徴と収穫時期を調べてみました!

引用:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)

新潟えだまめ(早生):出荷時期6月下旬~7月下旬

茶豆は実が8分で収穫しますが、実を大きく育てるので食べ応えがある品種です。見た目の特徴は、さやの毛色が白いこと。香りや甘みのバランスが良好です。

新潟茶豆:出荷時期7月中旬〜8月中旬

実は8分で小ぶりですが、甘味と香りは抜群。噛めば噛むほど甘味と旨味が広がります。茹でているときから香りが広がり、食欲がそそられます。さやの毛色と豆の薄皮が茶色なのは、名前の由来にもなっていますね。

新潟あま茶豆:出荷時期8月中旬~9月上旬

新潟茶豆の特徴を引き継ぎながらも、名前の通り甘みが一層引き立ちます。新潟茶豆より粒が大きく、食べ応えがあります。

新潟えだまめ(晩生):出荷時期9月中旬~10月中旬

秋が旬の枝豆で、早生同様に大粒。ホクッとした食感が特徴です。酒のつまみや、豆ご飯におすすめ。

新潟ならでは?!枝豆早食い大会!

枝豆をこよなく愛する新潟。なんと枝豆早食いの世界大会が開かれています!新潟県中央部の長岡市で開催です。県内在中でなくても参加ができるので、遠方のお友達を誘うのもいいですね。

個人戦と団体戦があり、今年で6回目になる開催。賞金も出るようですので、我こそはという方、ぜひエントリーを!!枝豆への愛を爆発させてください!

開催日:2023年7月16日(日)

開催時間:10時~16時30分

受付申し込み:6月1日まで⇒世界えだまめ早食い選手権(エントリーフォーム

問い合わせ:世界えだまめ早食い選手権(お問い合わせフォーム)

開催地:アオーレ長岡(新潟県長岡市大手通1-4-10)

交通アクセス(電車):JR信越本線「長岡駅」より徒歩で約5分

交通アクセス(自家用車):長岡インターチェンジから約20分、中之島見附インターチェンジから約30分

駐車場:近辺に有料駐車場あり

備考:選手募集枠は【個人戦:60名】【団体戦:3チーム1組で36チーム】です。

  • コスプレ参加も可
  • 全国の熱きエダマメファイターからの参戦をお待ちしております!
  • 世界えだまめ早食い選手権の他、新潟長岡の美味しいものを取り揃えた”えだまめマルシェ”も同時開催です。

まとめ:枝豆消費量は新潟県がナンバーワン!おいしい品種を紹介!早食い大会も!?

今回は枝豆消費量は新潟県がナンバーワンということに注目して、おいしい品種や早食い大会も紹介しました!

新潟県民でも知らないことがあったのではないでしょうか。ちなみに私は、品種の特徴をはじめて知りました。それぞれ異なった美味しさですので、食べ比べも楽しみのひとつですね。早食い大会もまさに新潟らしい、夏ならではのイベントです!コスプレOKですので、見ているだけでも楽しそうです。

生産者の方に感謝をして、この夏もおいしく枝豆をいただきましょう!

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