新潟県民にとって、夏に欠かせないソウルフードのひとつ、枝豆!!以前、某テレビ番組でも特集されましたね。ご存じのこともあるかもしれませんが、今回は、流通している各品種の特徴や収穫時期・早食い大会など、この夏の枝豆ライフを彩る情報を盛り込みました!
新潟県の枝豆消費量は全国一!
タイトル通り、新潟県の枝豆消費量は日本で一番です。作っている土地も日本一の広さ!すごいですね、さすが枝豆県といわれるだけあります。しかし、どうしてなのか出荷量は全国7位です。
あれ、どういうこと?作った枝豆はいったいどこに消えてるの!?
その答えは、おいしさゆえに新潟県民が食べてしまうからだといわれています。なんだかおもしろいですね。
はいっ!
枝豆山盛り茹であがりっ😅👍#新潟 の夏#枝豆 pic.twitter.com/mzr2E1C3lR— 晴れ☀ゆう (@hareonna_yuu) August 13, 2019
夏が来たー
新潟の枝豆
海水浴に持って行く
枝豆
夏を感じる枝豆兄が趣味?で作ってる
枝豆に野菜昨日の朝に収穫したものが翌日の夕方には届き
食卓に❗️新潟県人は山のような枝豆を食べるのです‼️
う・ま・いー‼➕️🍺 pic.twitter.com/4ZV5aH4NhM
— 三田村邦彦 (@Kunihiko_M92) August 5, 2021
山盛りでもペロリとたいらげてしまうのが新潟県民の食卓です。枝豆は夏の風物詩ですね。食べることで季節を感じていますね。
消費量の理由としてはもう一つ、1年のうち作っている期間が長いことも挙げられます。枝豆リレーとも呼ばれますね。こちらは後半の品種の項目でお話ししましょう。
新潟の枝豆はなぜおいしい?
新潟産枝豆の特徴は甘みとうまみ、そして豊かな香りです。香りは調理段階でも感じることができます。鍋で茹でているときに甘い香りがたつのです。なぜそのような特徴を備えているのでしょうか?それでは順番に見ていきましょう!
1.日照時間の長さ
たくさん日光が当たることで、養分がいきわたり旨味が増します。栽培期間中の新潟の日照時間の合計は東京よりも長く、いちばん枝豆が成長するときにしっかり日光をうけて成長します。
日本海側にあるため、曇天が多いイメージの新潟。春から秋にかけての日照時間が長いのは意外でした。成長期に日光を浴びることで、栄養を蓄えているのですね。枝豆にとっては条件が整っています。
だんだん大きくなってきた枝豆😌
何回かにわけて蒔いたから大きさも違うけど
夏に枝豆と一緒に乾杯🍻する日が楽しみだね😆#新潟 #新発田 #畑 #農作業#家庭菜園 #枝豆 #乾杯 #夏のご褒美#月岡ビシソワーズ pic.twitter.com/sqTpbQMLUc— 月岡ビシソワーズ (@tsukioka_v) June 29, 2021
食べる瞬間に思いを馳せながら作るのも、楽しみのひとつですね。手塩にかけた枝豆はきっと極上なはずです!
2.収穫するタイミング
収穫するタイミングも大きなポイント。茶豆の場合は豆が八分程度で収穫しますが、そのほうが糖分やアミノ酸などの栄養量が特に多いためです。(品種によっては時期がかわります)
収穫量は多いから良いというわけではないのですね。一番おいしいときに収穫をする!生産者の方の心意気を感じます…!
手軽さから冷凍の枝豆ばかり食べていた昨今。上荻一丁目酒場で新潟産の枝豆をいただいたら、甘みがあり、とってもとってもおいしかった(お土産にも購入した)。
今年の夏は枝付き枝豆を買ってちゃんと塩茹でしようと心に誓った。 pic.twitter.com/D3pr1UD6X8
— せんべろnet (@1000bero_net) July 13, 2021
3.収穫する時間帯
多くの場合、深夜~早朝・または夕方など比較的気温の低い時間帯に収穫します。さらに収穫後も低温状態で県内外へ流通させるなど、鮮度が保たれるように工夫しています。
農家さんよっては、昼頃にはスーパーに並ぶようにと深夜から収穫することもあるそうです…!枝豆は収穫後みるみる鮮度が低下していきます。常温での保存は向きません。ましてや夏場ですので特に注意が必要です。もしご自宅で購入当日に食べない場合は硬めにゆでて、しっかりと水気をきって冷凍するとよいでしょう。
新潟は山に囲まれているので、県外に届けるにも時間を要します。おいしいうちに食べようとすると、自然と県内での消費量が増えるのかもしれませんね。県外の方、ぜひ新鮮な枝豆を食べにいらしてください…!
本日の仕入れ②
新幹線で届きました!新潟朝採枝豆。枝豆は鮮度が命、とはいえ新幹線で運ぶ新潟県人さすが@御徒町 吉池 pic.twitter.com/y9sc9VO43q
— 有栖山亭@焼おにぎり職人(あやな姫命名) (@aliceyama) July 9, 2022
新幹線での輸送はびっくりでした!新潟駅出発だとして、終点の東京には2時間程度で着きますね。新鮮なうちに届ける素晴らしいアイディアです!
4.生産者の向上心
県内には生産者どうしの組合があります。そこでお互いに研究したり、もっと優れた枝豆を作るために日々努力を続けています。雪国新潟ならではの県民性、地道な努力を惜しまない勤勉なところがおいしさに通じています。
なんといっても農家の方が全身全霊で臨まれていることが、美味しさに直結しているのは間違いありません。特に、農家さん自身の出荷する枝豆の基準が厳しすぎて、ハネ豆(出荷できずによける豆)が多いとも聞きます。品質を保って販売しているからこそ、市場においしい豆が出るのだと思いました。
新潟で栽培される枝豆の品種は?
新潟県産枝豆は、5~10月まで切れ間なくいろんな品種を食べることができます。栽培期間が順番にやってくることから、枝豆リレーと呼ばれているようです。品種系統や特性によって大きく3種類にわけられ、その中でも早生と晩生があります。それぞれの特徴と収穫時期を調べてみました!
新潟えだまめ(早生):出荷時期6月下旬~7月下旬
茶豆は実が8分で収穫しますが、実を大きく育てるので食べ応えがある品種です。見た目の特徴は、さやの毛色が白いこと。香りや甘みのバランスが良好です。
新潟茶豆:出荷時期7月中旬〜8月中旬
実は8分で小ぶりですが、甘味と香りは抜群。噛めば噛むほど甘味と旨味が広がります。茹でているときから香りが広がり、食欲がそそられます。さやの毛色と豆の薄皮が茶色なのは、名前の由来にもなっていますね。
新潟あま茶豆:出荷時期8月中旬~9月上旬
新潟茶豆の特徴を引き継ぎながらも、名前の通り甘みが一層引き立ちます。新潟茶豆より粒が大きく、食べ応えがあります。
新潟えだまめ(晩生):出荷時期9月中旬~10月中旬
秋が旬の枝豆で、早生同様に大粒。ホクッとした食感が特徴です。酒のつまみや、豆ご飯におすすめ。
新潟ならでは?!枝豆早食い大会!
枝豆をこよなく愛する新潟。なんと枝豆早食いの世界大会が開かれています!新潟県中央部の長岡市で開催です。県内在中でなくても参加ができるので、遠方のお友達を誘うのもいいですね。
地域の枝豆早食い大会に参加中です!
アースレンジャー(仮)で出場します!
応援よろしくお願いします٩( ‘ω’ )وめっっっっちゃ人多いよ(;・ω・) pic.twitter.com/vdk0Nwu4tV
— 児童発達支援・放課後等デイサービス あすなろ長岡 (@asunaro_nagaoka) July 20, 2019
個人戦と団体戦があり、今年で6回目になる開催。賞金も出るようですので、我こそはという方、ぜひエントリーを!!枝豆への愛を爆発させてください!
開催日:2023年7月16日(日)
開催時間:10時~16時30分
受付申し込み:6月1日まで⇒世界えだまめ早食い選手権(エントリーフォーム)
問い合わせ:世界えだまめ早食い選手権(お問い合わせフォーム)
開催地:アオーレ長岡(新潟県長岡市大手通1-4-10)
交通アクセス(電車):JR信越本線「長岡駅」より徒歩で約5分
交通アクセス(自家用車):長岡インターチェンジから約20分、中之島見附インターチェンジから約30分
駐車場:近辺に有料駐車場あり
備考:選手募集枠は【個人戦:60名】【団体戦:3チーム1組で36チーム】です。
- コスプレ参加も可
- 全国の熱きエダマメファイターからの参戦をお待ちしております!
- 世界えだまめ早食い選手権の他、新潟長岡の美味しいものを取り揃えた”えだまめマルシェ”も同時開催です。
まとめ:枝豆消費量は新潟県がナンバーワン!おいしい品種を紹介!早食い大会も!?
今回は枝豆消費量は新潟県がナンバーワンということに注目して、おいしい品種や早食い大会も紹介しました!
新潟県民でも知らないことがあったのではないでしょうか。ちなみに私は、品種の特徴をはじめて知りました。それぞれ異なった美味しさですので、食べ比べも楽しみのひとつですね。早食い大会もまさに新潟らしい、夏ならではのイベントです!コスプレOKですので、見ているだけでも楽しそうです。
生産者の方に感謝をして、この夏もおいしく枝豆をいただきましょう!
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